10月1日(木)、旅する老後研究所のレギュラー回を開催しました。
今回のテーマは、
「おひとり様、おふたり様、おひとり様予備軍のみんなで話そう」
今はひとりで暮らしている人も、パートナーや家族と暮らしている人も、これから先はどうなるかわかりません。
だからこそ今回は、参加者同士で「もし自分だったら?」を考えながら、これからの暮らしや老後についてじっくり語り合いました。
話題になったのは「成年後見」と「身元保証」
今回、話の中心になったのが成年後見制度と身元保証でした。
介護や医療の仕事をしている人にとっては、耳にすることの多い言葉です。
けれど、そうでない人からすると、
「そもそも、どんな制度なの?」
「必要になったら、誰が手続きをするの?」
「家族や親族に頼れなかったらどうなる?」
「病院や施設で身元保証人を求められたら?」
など、話してみると次々に疑問が出てきます。
そして、ひとつの疑問についてみんなで話していると、そこからまた別の疑問が生まれる。
制度を利用するまでには誰が中心になって動くのか。家族や親族の協力が得られない場合はどうするのか。費用や時間はどれくらいかかるのか。
「知っているつもりだったけれど、意外と知らないことが多いね」
そんな気づきの多い時間になりました。
「知らなかった」が、備えるきっかけになる
知らないことがたくさんあると、不安になるかもしれません。
でも今回感じたのは、知らないことに気づけたこと自体が、大切な一歩なのではないかということでした。
いざ介護が必要になったとき。
自分で手続きすることが難しくなったとき。
病院への入院や施設への入居が必要になったとき。
その時になって初めて考えるのではなく、元気な今だからこそ、「こんな制度があるんだ」「こんな準備も必要かもしれない」と少しずつ知っておく。
知っている選択肢が増えれば、いざという時に「自分はどうしたい?」を考える材料も増えていきます。
答えを出す場所ではなく、一緒に考える場所
老後の形は、一人ひとり違います。
家族がいる人も、いない人もいる。
頼れる人がいる人もいれば、「できるだけ人に迷惑をかけたくない」と考えている人もいます。
そして、制度をよく知っている人もいれば、今回初めて知った人もいます。
だから旅する老後研究所では、誰かが「正解」を教えるだけではなく、それぞれの経験や疑問を持ち寄って、一緒に考える時間も大切にしています。
誰かの何気ないひと言から、
「それ、私も考えておいた方がいいかも」
と気づくこともあります。
自分ひとりでは思いつかなかったことが、誰かと話すことで「自分ごと」に変わっていく。
今回も、そんな時間になりました。
次は、あなたの疑問も聞かせてください
老後のこと、介護のこと、もしもの時のこと。
気にはなっているけれど、普段の生活の中ではなかなか話す機会がありません。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」
そんな疑問こそ、大歓迎です。
ひとりで答えを出さなくても大丈夫。
誰かの疑問を聞くだけでも、「私もそれが気になっていた」と気づくことがあります。
旅する老後研究所は、これからも老いや介護、人生のこれからについて、気軽に語りながら一緒に備えていける場所でありたいと思っています。
今回参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
そして、まだ参加したことのない方も。
次回はぜひ、あなたの「これってどうなんだろう?」も持って遊びに来てください。
みんなで話しながら、これからの人生を一緒に考えていきましょう。